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過払い金返還請求

②過払い請求Q&A

過払い金返還請求に関して皆さまからよくいただくご質問をご紹介します

Ｑ.既に完済した業者に対しても過払い請求することはできますか？

Ａ.既に完済した業者に対しても、過払い請求することができます。

利息制限法の上限を超える利息で借入していたのであれば、完済により必ず過払い金が発生しています。

Ｑ.過払い請求に期限はありますか？

Ａ.返還請求しようとする業者に対して、最後に返済してから10年以内であれば請求することができます。

ただし、昨今増加した過払い請求により債権者の財務が悪化しており、いつ武富士のように破綻するかわかりませんので、出来るだけ早めに手続きされることをお勧めします。

Ｑ.過払い請求をすると信用情報機関（ブラックリスト）に登録されてしまいますか？

Ａ.完済した業者に対する過払い請求すれば、信用情報機関には載ることはありません。

しかし借金がある方が過払い請求しようとする場合は注意が必要です。
利息引き直し計算の結果、残債務が残ってしまうと信用情報機関に載ってしまいますし、過払い金が発生した人であっても、一時的に信用情報機関に載ることがあります。

Ｑ.過払い請求は、裁判によるケースが多いと聞きます。なぜでしょうか？

Ａ.当事務所では、裁判をするかどうかは、ご説明のうえご依頼者様に決めていただきますが、多くの方は裁判による請求を選択されます。

一番の理由は、返還額が任意交渉の場合よりも大幅にアップすることが多いという点です。
デメリットとしては、返還時期が任意交渉に比べて2～3ヶ月遅くなる点、裁判所に提出する印紙等の実費がかかるという点があります。

Ｑ.一部の業者に対してだけ過払い請求をすることはできますか？

Ａ.多数ある業者の内、一部の業者にだけ過払い請求することは可能です。

例えば既に完済している業者に対してだけ過払い請求し、そこで取り戻したお金で他業者の現在の借金返済に充てることなどはよく行います。
他業者に対する返済が経済的に難しいようであれば、任意整理などと合わせて行えばよいでしょう。

Ｑ.家族に知られることなく過払い請求をすることはできますか？

Ａ.過払い請求は基本的に家族に知られることはありません。

依頼者との連絡も携帯電話で行えばよいですし、書類の授受が必要な場合であっても、事務所にお越しいただけるのであれば問題ないでしょう。

Ｑ.過去取引していた業者はわかるのですが、契約書その他の資料はもう処分してしましました。
それでも過払い請求をすることはできますか？

Ａ.できます。

貸金業者には取引履歴の開示義務があります。
そして開示請求に際しては、依頼者が過去取引していたことを証する契約書などを提出する必要はありません。

Ｑ.依頼したいのですが報酬が用意できません。それでも依頼することはできますか？

Ａ.通常の債務整理手続きと異なり、過払い金の報酬は、基本的に貸金業者から取り戻した過払い金の中からお支払いいただいております。

ですので、完済後の業者に対する過払い請求や、または相当長い期間利用を続けかつ残債務が少ない方からの請求など、過払い金が発生している可能性が高い場合は、報酬をご用意いただく必要はございません。
ただし過払い金が発生する可能性の少ない方に関しては、後日の任意整理に備え、報酬の分割払いをお願いする場合がございます。

Ｑ.過払い請求をすると、業者から嫌がらせをされませんか？

Ａ.ご安心下さい。そのようなことは絶対にありません。

Ｑ.依頼してからどの程度の期間で過払い金があることがわかりますか？

A.約1ヶ月後です。

当事務所では過払い金返還請求の依頼を受けますと、当日中に債権者に対し手続きの委任を受けたことを明らかにする「受任通知」を発送します。
そして、約1ヶ月後に債権者から取引履歴が送られてきます。
その取引履歴を基に、利息制限法に基づく引直し計算を行い、過払いかどうかが判明します。
ただし、債権者によっては取引履歴の送付に時間がかかる場合もありますので、その場合はしばらくお時間がかかる点ご了承下さい。